サプリの講師として参画したきっかけ
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これまで様々な予備校で総合型選抜・小論文対策の講師を務める一方、複数の高校で「総合的な探究の時間」のアドバイザーに就任してきました。他方、大学のアドミッションオフィサー育成研修の受講や入試制度設計の仕事に携わった経験もあり、大学入試選抜についての専門性を身につけてきました。加えて、21世紀型教育の領域で学校の授業評価員として活動していることもあり、探究やProject Based Learningといった統合型の学びの重要性を実感してきました。
私は「世界を創造する次世代を育みたい」というミッションの元、教育活動を続けています。そして、そうした思いに共感していただける企業と協業したいと願っていた所、スタディサプリ進路『キャリアガイダンス』の記事執筆で長年お付き合いのあったリクルートにご縁をいただき、スタディサプリにjoinすることになりました。
サプリの授業を通して伝えたいこと
私は一貫して”探究”の領域を担当することになりますが、”探究”とは世界の痛みを引き受け、善き世界を構築しようという試みでもあります。そもそも世界は多くの価値観が行き交い、様々な課題が横たわっているものです。そうした中で、我々は自らのインテリジェンスに気づき、他者のそれと掛け合わせながら、世界の課題をどう乗り越えるのかを共に考え抜かなければなりません。こうして不確実性が高い未来を超え、善き世界が創造できるのです。私の講座では皆さんに少しでもその事に気づいてもらい、「自分達が未来をつくる担い手なのだ」というマインドとスキルを培ってもらいたいと思っています。
サプリを利用する予定の学習者へのメッセージ
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私も数十年前に総合型選抜と同様の試験に挑み、探究して合格した経験がありますので、受験生の皆さんの苦しさは十分に理解できます。そのような苦しさがある一方で、総合型選抜・学校推薦型選抜や小論文対策、「総合的な探究の時間」での学びの時間は素敵なものだと言えます。そういった学びの経験を通して「自分はどうありたいか」を真剣に考える素晴らしい機会になります。そして、「自分は何者か」「自分は世界でどう生きたいのか」「学問の力を通して世界をどう覗き込むのか」「これからの世界をどうすべきか」といったことを本気で考える時間になるでしょう。私も最後まで応援します。一緒に頑張りましょう!