学習者の皆さんへ
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2014年に同じ職場だった先輩講師から、リクルートさんの新規事業で「社会科の動画授業の講師を探しているので話だけ聞きに行ってみないか」と誘われました。
当時はYouTubeなどを使った補助教材を自塾内で作ろうと考えていたので、話だけ聞いてみようと思いました。東京駅の近くのすごいビルの、すごいエレベーターに乗って、担当者から会議室で説明を受けました。これは面白いなと関心を持ち、スタジオを見学してプロのスタッフの方とお話をさせていただきました。すごい世界があるなと感心していたところ、「試しに授業をしてみないか」とスタッフに言われ、カメラの前で取り組んでみました。それがオーディションだったと気づいたのは、後々正式な話をいただいた時です。
リクルートの担当者の説明で印象に残っているのは教育格差・地域格差の是正をしたいということでした。私も小学4年生の頃に入院した時期があり、学習習慣が大きく崩れてしまったことを思い出しました。スタディサプリなら入院している子など、様々な事情で学校に行けない子たちの学習のきっかけになると思い、このサービスに参画することを強く望みました。
スタディサプリの授業を通して伝えたいこと,こだわりポイント
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社会の授業は少しでも誰かに話したくなるような豆知識やクイズ形式を授業に取り入れています。しかも、淡々と授業を取り組みながら突然、真顔で言っています。
社会に関心を持っている生徒は動画を観ているだけで頭の中でイメージが膨らむので楽しいのですが、あまり社会に関心のない生徒でも、いろいろな面で楽しめるように取り組んでいます。また、繰り返し取り組みたい単元や背景をしっかり説明したい単元は、 特にていねいに解説をしています。
皆さんへのメッセージ
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動画はいつでも、どこでも観られるので、移動中やちょっとした空き時間に自分が必要な単元を必要な分だけ集中して取り組むことができます。
昔、どうしても社会科の公民分野が苦手な生徒がいたのですが、公民分野の動画を朝食時にずっと流していたところ得意分野になったことがあります。
また、低学年から動画を見始めて、5年生で中学の授業を受けるようになった生徒もいます。
長期入院していた生徒が勉強のペースを崩さずに、退院後にスムーズに学校の授業に参加できたというご連絡もいただいたことがあります。
みなさんもぜひ勉強を楽しんで、成績が上がったという声をお気軽に聞かせてくださいね。