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Staff interview

#10

「楽しみながら学べる」にこだわり抜きたい

MVP

嶋村 恵美

Emi Shimamura

嶋村 恵美
SECTION 01担当者プロフィールSECTION 02「楽しみながら学べる」にこだわり抜きたいSECTION 03綿密に「ワークフロー」を考え抜き、こだわりのコンテンツを予定通りに作成SECTION 04新たな役割で、コンテンツの企画・制作に注力できる環境の整備を

01. 担当者プロフィール

担当者プロフィール

- お名前:嶋村 恵美/ Emi Shimamura
- 組織名:コンテンツマネジメント部
- 入社時期:2018年 10月

02. 「楽しみながら学べる」にこだわり抜きたい

Q:嶋村さんは以前から教育という仕事に興味があったのですか。

嶋村:元々、編集という仕事に興味を抱いていたんです。難しい概念をわかりやすく言い換え、読んだ人の学びにつながる仕事をしたいなと思ってベネッセに入社し、高校生向けの通信教育コンテンツの制作を担当しました。最初の1〜2年目に紙教材の編集のイロハを学び、3〜4年目でフルデジタル教材の立ち上げを行い、5~6年目はオンライン英会話を企画するといった具合に、複数のメディアでのコンテンツ制作を一通り経験しました。

Q:Quipperに転職してきた理由は何ですか。

嶋村:高校生向けのコンテンツは、基本的に真面目な作りになります。自分自身、そこに甘えてものを作っていたことは否めません。学習者がもっとやろうと思える、もっと楽しみながら学べるコンテンツ作りにこだわりぬきたいと考えたことが1つ目の理由です。2つ目は、一通りコンテンツ制作を担当したのはいいのですが、次のステップとしてビジネスやシステム面での視野やスキルを身に付けたいと考えたからです。また、意思決定や物事を進めていくスピード感がある環境に身を置きたいと思ったのも理由の1つです。

Q:実際にQuipperに入ってみての印象はどうでしたか。

嶋村:転職理由の1つだった、ビジネス面やシステム面で高いスキルを持っている方々が社内におり、そうした知識を得ながら、一緒に協力していけるのがいいところだなと思います。デザイナーさんやマーケティングの方々も近いところにいて、皆が本当にプロダクトを良くすることを考えており、わくわくする環境だなと思います。

Q:コンテンツ面を担当した「新日常英会話コース」の概要を教えてください。

嶋村:社会人の方々が、海外旅行やおもてなし英語などの日常英会話に使う表現を、楽しく、ストーリーベースで学べる商品になっています。全800レッスンで、それぞれ7つのトレーニングが入っています。

03. 綿密に「ワークフロー」を考え抜き、こだわりのコンテンツを予定通りに作成

Q:リニューアルに当たって、どのような方針でコンテンツ制作を進めたのですか。

嶋村:勉強ってどうしても、「真面目にやるもの」「楽しくしづらいもの」という印象がありますが、新日常英会話コースでは面白さ、わかりやすさに力をいれました。例えば、いろいろな脚本家の方々を探して、泥臭くホームページから問い合わせしてコンタクトを取り、最終的に「ごくせん」や「ナースのお仕事」のような人気ドラマの脚本を担当された脚本家、江頭美智留氏にお願いしてストーリーそのものを面白いものにできました。また、講義の動画もカリスマ先生のスティーブ・ソレイシィ氏に依頼し、短くてわかりやすい動画を撮影するといった具合に、面白さとわかりやすさを根底に置いて中身一つ一つを企画しました。

Q:中身にこだわるのは大事ですが、スケジュールなどとの両立はどのように。

嶋村:800レッスンでそれぞれ7トレーニングというコンテンツ制作量に対し、社内リソースが決して多かったわけではありません。そこでリリース期間を守るためにやったことは、大きく3つあります。

1つ目は、ワークフローを綿密に考えることです。動画1つとっても、背景のデザインや先生の説明内容の原稿、横に表示されるプレゼンテーションのデザインやその内容など、用意すべきものがたくさんあります。そういった、アプリに入る全てのコンテンツををどういう順番で作り、誰がどの段階でチェックするかという段取りをまとめたものを「ワークフロー」と呼んで、最初にそれをすごく綿密に考えるようにしました。ただ、実際に走り出してみると、想定通りにいかない部分もけっこう出てきます。ですから、企画の進行や体制変更に合わせ、柔軟にワークフローを修正していきました。

2つ目は、社内のステークホルダーに適切なタイミングで共有して、意識的にどんどん巻き込んでいくことです。「あれ、当初思っていたのと違うよね」ということが起こらないよう、早めにいろんな観点から見てもらうようにして、手戻りを減らしました。

3つ目は、進め方や体制について、前職で似たような編集の仕事をしていたからこそ、今までやっていたことに縛られずに考えたことです。限られた人数でコンテンツを制作するため、外部のフリーの編集者さんに協力を依頼するなど、これまでやったことのなかったやり方を考えました。

それから、作成した原稿をアプリに入れるにあたり、手作業でコピー&ペーストするプロセスは時間もかかるうえミスのリスクも非常に高いと思ったので、社内のプロダクトマネージャー・エンジニアに相談してその部分を自動化し、あらかじめ用意したExcelフォーマットから置換してアプリに入力する仕組みを作っていただいたことで、工数やコストを大幅にカットできました。社内にエンジニアがいることの利点をすごく感じましたね。

Q:簡単におっしゃいますが、こうしたタスクをスムーズに進めるコツのようなものはありますか。

嶋村:1つは常にゴールまでの見通しをたてること。もう1つはコミュニケーションに気をつけることでしょうか。お互いに何をしているかわからなかったり、自分のやってほしいことをやってもらえないときに、「なんでわかってくれないんだ」って言うだけでは問題を解消できませんよね。なので、ちゃんと相手にわかる言葉で伝え、コミュニケーションを取りやすくするよう意識していました。例えば、コンテンツをミスなく作るに当たってどんなプロセスが必要なのか、その中で「校正」とは何をやる工程なのかを相手にわかる言葉で説明し、前提の食い違いをなくすよう心がけました。

Q:それでも壁にぶち当たってしんどいな、なんてことはありませんでしたか。

嶋村:もともと新日常英会話コースのスケジュールは厳し目だったんですが、CMオンエアの関係でさらに一週間前倒しにしたいという話があった時には焦りましたね。でも、ワークフローを修正していって対応しました。この先5月まで、毎月各レベル20レッスンずつ追加する予定で進めております。社内外多くの皆様のお力添えをいただき、何とか間に合わせることができました。

04. 新たな役割で、コンテンツの企画・制作に注力できる環境の整備を

Q:ユーザーからはどんな反響がありましたか。

嶋村:「ストーリーが面白いから続けられる」とか、「先生の動画が面白いので覚えられる」といった声をよくいただいており、嬉しいですね。新日常英会話コースでは、現実の授業のように、先生から「はい、やって」といった声掛けはできません。その分、デザイナーさんやエンジニアさんにアプリ内でできる工夫をたくさんしていただきました。その上で、コンテンツ側でできる限り面白い内容を企画した甲斐があると思います。

Q:色んな方の力を合わせてアプリがリリースされたのですね。

嶋村:はい。本当に数えきれない方々にお世話になりました。入稿周りをどんどん改善してくださったプロダクトマネージャーの松田さん、伊藤さんをはじめとするエンジニアの方々、制作を一緒にやり抜いてくださったコンテンツディレクターの山﨑さん、いつも多角的に物事を見てくださったた五月女さん、それにデザイナー、マーケティングの方々……多くの人の力でリリースまでたどり着けました。

Q:今後、どんなことにチャレンジしていく予定ですか。

嶋村:まずは、新日常英会話コースのレッスンを最後まできっちり出していきます。また、この4月から新たに「コンテンツマネジメント部」という組織ができました。従来は小、中、高、大、Englishといった具合に商品ごとに組織が分かれていたのですが、新しい組織では、コンテンツとしてそろえるべきものをそろえたり、しっかり知見を共有し合う、そんなことができたらいいなと思っています。私もこのコンテンツ部でグループのマネージャーをやらせていただくことになったので、適切な環境や組織を整えていいコンテンツを生み出すサイクルを考えたり、契約やガバナンスといった環境をスピーディに整えて、本来注力すべきコンテンツの企画や制作にしっかり力を入れられる環境を作っていきたいと考えています。

取材時期:2020年4月

記事中で紹介した事業(名称や内容含む)や人物及び肩書については取材当時のものであり、現時点で異なる可能性がございます。

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